冷え症の治療

冷え症の治療

冷え症

冷え症とは、手や足の先などがいっこうに暖まらず冷えているような感じが続く事です。
この冷え症は、言い換えると「血行不良」とも言えます。外の気温などが影響して毛細血管が縮んでしまい、暖かい血液が末端まで行き届きにくくなり、手や足の先に影響がでる状態です。
また冷え性になると、手足が冷えるだけでなく様々な症状が出ます。症状と照らし合わせ、しっかり認識する必要があります。

冷えのメカニズム

皮膚循環の主な役割の一つに、体温の調節がります。
皮膚の血管には、動脈、毛細血管、静脈に加え、皮膚静脈叢、動静脈吻合があります。この皮膚静脈叢、動静脈吻合が体温調節の役割を担っています。皮膚表面に平行して走行する細動脈は垂直な毛細血管のループを真皮で形成したのち、細静脈として戻り、静脈叢となって深部静脈に至ります。この静脈叢は容量血管として機能し、多量の血液を皮膚に貯留させることができます。
さらに細動脈と細静脈の間では動静脈吻合が発達していて、手掌、足底、鼻、耳、唇など寒冷に暴露される部位で発達しています。動静脈吻合部は交感神経分布が密で、その活動状態により開閉します。
すなわち、体温が上昇すると交感神経活動は低下し、吻合部は弛緩して動脈血がすみやかに静脈叢に流入し、皮膚血流量を増加させます。
その結果、皮膚温は上昇します。逆に体温が低下すると交感神経活動は亢進し、吻合部が収縮して動脈血の静脈叢への流入は減少し皮膚血流量も減少します。その結果、皮膚温は低下します。

症状

肩こり、腰痛、胃腸障害、便秘、下痢、生理痛、生理困難、生理不順、頭痛、不眠、倦怠感、イライラ、めまい、フラツキ、貧血、血圧の変動など、さまざまな症状があります。

性差と冷え

女性は男性に比べ、身体に脂肪が多く、筋肉量は多くありません。脂肪には血管がほとんどないので、断熱効果は高いのですが、熱を加えてもその熱が全身に伝わりにくいのです。筋肉は血流豊富な組織ですので、脂肪が多く筋肉が少ないということは男性に比べて女性は温まりにくいということになります。 また四肢の筋肉は静脈やリンパ管に対するポンプ作用を要します。すなわちポンプが機能しなければ血液、リンパ液のうっ滞がおこり結果として全身の循環不全、浮腫が誘発されます。

クーラー病または冷房病(夏の冷え症)

エアコンが昭和35年ごろより普及してきて、現在ではどのような場所に行ってもほとんど完備されています。クーラーによって長い時間、身体が冷やされることによって皮下の毛細血管や汗腺に異常事態が続き、自律神経が障害され、身体に様々な症状を引き起こします。
また冷たい飲み物などの取りすぎは、カラダの中からも冷やされます。年々「クーラー病」で悩む方が急増しています。つまり夏は身体の中からも外からも冷やされる時期ということになります。

男性と冷え症

最近では男性にも冷え症の症状が現れている人が多くなっていると言われています。
その原因は、食生活の乱れ、運動不足、胃腸の働きの悪さ、動脈硬化、ストレスによる自律神経の乱れ、更年期障害などがあげられます。運動不足により筋肉からの熱が生み出せなくなり、ストレスによって自律神経が影響を受けます。症状は疲れやすい、気力がわかない、性欲の低下、肩こり、頭痛など、さまざまです。さらにビールなどの冷たい飲み物の飲みすぎも体は冷えてしまいますし、食べ過ぎると消化器系の内臓が十分に動けるようにと、血液が消化器系の内臓に集中し、そのほかの部分に血液がよく行き届きにくくなります。

治療

当院ではお灸をつかって的確にツボへ温熱作用を与えて冷え症を改善させていきます。また、冷え症を悪化させないための日常生活指導(入浴法、食事などなど…)もさせていただきます。 冷え症は続けて治療していくことが大切です。冷え症でお困りの方、ぜひ一度ご来院ください。

料金

二か所・・・¥100
販売・・・・10個 ¥160